15🦋 その12① 私の生い立ち・人生 〜アダルトチルドレン(完璧主義)〜
あなたは、本当の意味の完璧主義、しってましたか。
自殺を図ってから一週間くらいだろうか、その間に、私は自分の状態が何なのか調べていた。
うつなんだろうかと思っていた。
自分の性格傾向も調べていた。
性格傾向を調べていくと「完璧主義」にぶち当たる。
自分ではそうは思わないので、それを否定しようとさらに調べるが、調べるほどに「完璧主義」は私そのものであった。
完璧主義はなんでもできてしまう隙のない人、みたいに思っていた。どちらかというとスゴイ人!みたいな感覚だった。
でも、本当の完璧主義は違った…。
自分の中だけの高い基準を持っていて、その基準に満たないことを許すことができない人
それが完璧主義だった。
完璧主義はスゴイ人じゃない。むしろ何のプラス要素も持たない、マイナスな性格でしかないように思った。
常に高い水準を自分に課して生きていて、自分で自分を苦しめている。そして、他人にもそれを求める。
私だった…。いつもきちんとして、誠実でいたかった。できる限り努力をすることは惜しまなかった。彼にも同じようにすることを求めてしまっていた…。
私はなぜか、恋愛となるとことさらにその傾向が強く出る。
「完璧主義」は認めざるを得なかった。
完璧主義をさらに調べると、
・強迫性パーソナリティ障害
・アダルトチルドレン(AC)
とも関連性が高いことがわかってきた。
ではなぜ私は完璧主義になったのだろう。
今度はその原因を調べることにした。
すると今度は、母親との関係という問題にぶち当たってしまう。どの方面から調べてもそうなる。
強迫性パーソナリティ障害、ACも同様、母親との関連性が原因として上がってしまうのだ。
認めたくなかった。
母親との関係がおかしいことを、認めたくなかった。
今度は、強迫性パーソナリティ障害についてを調べ始めた。当てはまる項目もあるが、あまり多くはない。
それに関連して、境界性パーソナリティ障害も気になった。
私には「見捨てられ不安」が当てはまるのだ。他はほとんど当てはまらなかったが。
私は、強迫性・境界性の両方の要素を一部ずつ併せ持つパーソナリティ障害者なんじゃないかと思うようになった。
そんなことがあるのかは知らないけど。
彼に電話でその事を話したことがあった。彼は自分でもインターネットで調べたところ、何らかの人格障害の感じが私に似てると思ったらしい。おそらく私のことを境界性パーソナリティ障害だと思ったようだった。
友達を拳銃で殺した日の夜、彼と電話をしていた。彼は、精神科に行ってみようか、と私に持ちかけた。
私自身は行きたいと思ったり行きたくないと思ったりを繰り返していたのだが、友達を拳銃で殺したことや(夢だけど)、そのままパニクって予約した精神科の予約日が一週間先だったことを思って、行く決心をし、返事をした。
12-② 〜アダルトチルドレン〜(話を聞かない精神科医)へ続く