適応障害・うつ病・双極性障害2型の記録、アダルトチルドレン。(旧,本当の自分 〜脱・AC〜)

28歳で発症。アダルトチルドレン・適応障害・うつ病・双極性障害2型、診断を受けた時の記録や、体験談を書いています。性格習慣病。アダルトチルドレン(AC)を克服しようと奮闘する人のブログ。

102🌑虐待は殆どが見過ごされやすいこと


5歳の女の子、なんてこと……。


あってはならない結果になった。

















こういう報道がなされた後、検索ワード上位に虐待のことが上がる。虐待による臓器や脳の萎縮はまだあまり広く知られてないのだと思う。


被虐待児の特徴を調べれば、体も心もボロボロになっている子にどんな特徴があるのか記された記事がたくさん見つかる。


被虐待児はそれを、周囲に隠すことがよくある。


周りの人が気づかなければならない、と、あらゆるところで見聞きするだろう。

















それは、その子どもの命を守るため、本当に大切なこと。


だけど、状況がそこまできてるというのは、かなり深刻だということで、実際にはそれよりももっと前の段階で、もがき苦しむ子どもも何倍も多く存在するであろうことを、私は言い切れる。


命の危険があることだけが緊急性を持つ? それだけじゃない。心をやられると、その人は生きる意味と気力を奪われる。当人に対して周りが持つ印象が「しっかりしている人」だったとしても、あるいは本人でさえ深刻に捉えていなくても、その影響はその人の人生に必ず大きく関わってくる。思春期、青年期を迎え、身の回りに起こるあらゆるマイナスな事は、その影響であることが多く、本人さえも気づかず悩むというのは、生きた心地がしないこともある。人生が辛い。そうなることがあるから。


虐待の程度は測れないのに、虐待は虐待でしかないのに、見過ごされている子どもがどれだけいるだろうか。


気づいてもらいにくいのだ。
心は、見えないから。


私はそういう状況にある子ども達を思うと、そしてその子達の将来を思うと、
心が苦しくてならない。