適応障害・うつ病・双極性障害2型の記録、アダルトチルドレン。(旧,本当の自分 〜脱・AC〜)

28歳で発症。アダルトチルドレン・適応障害・うつ病・双極性障害2型、診断を受けた時の記録や、体験談を書いています。性格習慣病。アダルトチルドレン(AC)を克服しようと奮闘する人のブログ。

73🌸まさかの毒親仲間現る、毒家を出てから1ヶ月3週間

新しい仕事が始まって3週間が経ちました。もうすぐ一ヶ月。早いです。


初めの2週間は研修期間ということでしたが、3週目からはまた別の(本来の持ち場へ)移動。どちらの持ち場も職場の方は本当にいい方ばかりで恵まれてます。ありがたい。


今の持ち場のかたで、パートさん、ご立派なお子さんがお二人いらして優しい旦那さんと一緒にお住まいで、穏やかな優しい方がいます。くっきり二重で痩せ型で、羨ましいな〜。お料理が趣味だそうでほんと素敵な方!
たまたまご近所にお住まいで。



近所に住んでいるというだけで既に偶然なのですが、今日お話ししていてたまたま家族の話になりまして、その方の親御さんも毒親…ということが判明。。


偶然ですね。
嫌な偶然。笑


お休みの日は何してるんですか?
実家に帰ったりとか?
と聞かれて、すかさず答えました。


『実家!! 絶対帰りません!!』



なんで?
と聞かれたので
『私、お母さん大嫌いなんです』
と返答しました。笑


驚かれましたが、親がおかしい話をすると、
「そりゃあ、帰りたくなくなりますね」
と言っていました。


いい歳こいて「お母さんキライ」とか、バカっぽい発言ですが、いいんです。
以前は母に寄り添わなくてはいけないという脅迫的な気持ちと、母を悪くいうことはなんとも親不孝で幼い人間でしかないような気がして、そんなことは口にできませんでした。


でも今は違う。嫌いとか好きとか、そういう次元の話の相手じゃなかった。


私は私の人生を自分で決める権利を持ってるのに、それをよく知らなかったし、多分気付いてなかった。


今はそれがどういうことかよく分かるから、自分のためにも言葉にします。





パートさんは、同じように親御さんから色々押し付けられて育ったようです。『自分が何者で、どう生きていきたいのか分からなくなる』という私の言葉をすぐに理解し、共感してくれる人に初めて出会いました。


育った境遇はもちろん違いますが、抱える気持ちは似てる。


前に「虐待する親も過干渉な親も同じだ」というブログ記事をかいたことがありますが、私の親は虐待、パートさんの親御さんは過干渉、といったところです。


なんだか、ホッとしました。


これから生きていくにあたって、自分らしく生きるということは、自分の恥ずかしい生い立ち(笑)を自分で受け止めなければならないので、その恥ずかしい生い立ちこそが私を形成しているものである限り、つまり一生、死ぬまで、私は恥ずかしい思いと付き合っていかなければならない、そんな感覚がするのです。


でも、こんなに身近に、自分と似た感覚を持っている人がいた。


なんだかホッとしました。








自分を恥ずかしいと思っている。

私の中にずっとある感覚です。
いつだって、自分を過小評価している。
何と比べているのか分かりません。


昔の私はそれをひた隠すために、「ろくすっぽできない」「こんなバカな子」である自分をひた隠すために、いい子を装って、取り繕って、あまりにも極端な表と裏を作り上げて生きていました。


いまだってまだそうだけど、だいぶ、マシになってきていると思います。毒親に刷り込まれ、教わった通り、世間体ばかり気にしていた私には、本当の思いを人に話すなんてできなかった。


いい子。模範的。そういうイメージのことを口にして、随分嘘っぽい人間だったと思います。


今は違う。どう見られたっていいし、どうせ私は私だし、「お母さん大嫌いなんです」とか言えちゃう。


言いながら後悔と不安がよぎる。「なんでこんなこと言ってんだろ私」「親不孝で子どもっぽい人間だと公言したようなものだ」


人から呆れられるかも。見下されるかも。バカだと思われる。子どもっぽいと思われる。


……。


でも、言ってよかったと思います。共感してくれる、励みになってくれる、そういう人がいるって分かったから。


私は私らしくしていれば、これからもそういう人に出会えるんだろうなと思いました。


別に傷の舐め合いをしたいとかではなくて、みんな、それぞれの悩みの中、自分を大切に生きていこうとしている。そういうことに、励まさせるのです。


殻を作るのも、殻を破るのも、自分です。