適応障害・うつ病・双極性障害2型の記録、アダルトチルドレン。(旧,本当の自分 〜脱・AC〜)

28歳で発症。アダルトチルドレン・適応障害・うつ病・双極性障害2型、診断を受けた時の記録や、体験談を書いています。性格習慣病。アダルトチルドレン(AC)を克服しようと奮闘する人のブログ。

20🦋 その14 婚約者との別れ

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私の元婚約者は、共依存だった。

 

そんな彼ことが怖くなって仕方がなかった。早く別れないと、そう思っていた。

あんなに支えてもらったのに、薄情なものだ。。

 

私は、一つ思いつく。

彼の両親は私をとても気に入ってくれていたから、私が粘れば私の思いを汲んでくれるのではないか…

 

自殺企図をおかして以来、彼の両親にも騒ぎを立てて申し訳なかったとお詫びを入れなければならなかったが、なかなか出来ずにいた。

 

今だ。

お詫びをしたいということで訪ね、私の今の状況と心境も話そう。私がどんな状況にあるか分かれば、こんなメンヘラ女はヤバイぞ!早くウチのかわいい息子と別れてくれ! とこうなるかもしれない。

 

彼には一応、ご両親と話したい、お詫びをしたいと休みの日にラインで申し出たが、すぐには返事がこなかったので、面倒だから待たずに直接彼の実家に電話をかけた。

 

それで「勝手なことをしやがって!」と彼が私に思ってくれれば一石二鳥にもなる。嫌われれば別れるのには手っ取り早い。

 

早速、約束を取り付けて彼の家に向かった。彼は実家住みである。私の実家から30分もかからないところだ。

 

お宅にお邪魔して、お母さんがお茶を入れて外している間、お父さんは確か、あなたのお母さんは気さくな人だね、などと言うことを話していた。これまでに一度だけ両家の親が顔を合わせている。

 

お母さんが戻りお茶を出されてから、お詫びに来たことを切り出し、騒ぎを立てて申し訳ないと謝った。

 

お父さんはあまり喋らないが、お母さんはもう大丈夫?体調はどう?などとねぎらいの言葉をかけてくれた。

 

私は、自分があんなにおかしくなった原因として、彼があまりにもお金の勘定に頼りないことをあげ、それがどれだけ不安だったかを話した。

 

そのことは、ご理解いただきたいと強気に話した…。お母さんが、「息子にも悪いところがあったのよね…」と言っていた。

 

そこから、話をどう本題に持って行ったのかは全然覚えていないが、自分がACであること、それはどんな状態であるか、また、原因は何か、そして母とは決別をすること、精神科に家を出るようアドバイスされていることなどを話した。

 

お母さんはひたすら驚いていて何か「ええ?」とかそんな感じのことを口にしていて、お父さんは驚いたり考えたりしながらひたすら黙っていた。

 

とにかく、私は彼とお付き合いできる状態ではないということが伝わるように色々話した。

 

彼のお兄さんからいただいたご祝儀も返した。

 

私はとにかく自分のACを治したいのだと、ご両親に必死に話した。

 

お母さんは、食い下がった。
「あなたは?あなたはどう考えてるの?」彼に聞いていた。

 

彼のことは…正直チョロいと思ってた。


私がこう言えば、この場では絶対に私の意見に流される。それが彼の常だ。

 

後々、やっぱり別れたくない、とか言ってくるかもしれないけど、少なくともこの場では別れる方向に流されるのが彼だ。

 

嫌な女だな、私は。

 

お母さんが思いの外食い下がり手こずったが、お母さんに意見を聞かれた彼が予想通り流されて「ご祝儀を返してくるっていうのはそういう意味だし、俺も別れたいとは考えてたから、それでいいと思う」

 

お母さんは息子のその言葉に一瞬黙ったが、「でもやっぱり、一度は結婚を決めたんでしょう? もう少し時間をかけてゆっくり話し合ったら…???」

 

お母さんの食い下がり具合が。(´Д` )

 

私は彼を味方につけることにした。
「そうは言っても、私は確実にまた彼を傷つけることになるし、繰り返してしまうことは目に見えています。彼を傷つけたくはありません。ねえ、あなたもそう思うでしょう?」

 

彼を見ると、頷いている。
ヨッシャ!!←

 

「私は、そういう病気なんです。彼を傷つけてしまう。もうこれ以上は…」

 

そんなようなことを言って、こんな風に彼を味方につけながら、お母さんが返事ができなくなるまで話した…。

 

最低だ。私、最低だ。

 

お母さんが何度となく食い下がるので、彼のお金の勘定に不安を抱いていることを再度話した。


「忘れたけど、債務整理はいくらだったんですか?」

…これは、タブーだった…。
彼は、両親には債務整理をしていることを話していなかったのだ。私は知らなかった…。

 

「…え???」

 

ご両親ともすごく驚いていた。

流石のお父さんも、呆れ返ってか怒りがこみ上げてか、何か言葉を発していた。覚えてないけど。

 

ありゃかわいそうなことをした。すまん…( ゚д゚)

 

私は、ご両親にそんな大事なことを話していなかったのかと、更に彼への不安が膨らんだ。

 

しかも私は100万にも満たない額を聞いたと記憶していたが、この場では180万であったと彼が言い出した。私まで驚いた。

 

結婚準備の段階で彼が私にお金の話をしてこないのを、私は何も考えていないからだと捉えていたが、彼は彼なりにその後マズイなとは考えていたらしい。

 

考えているだけでは何も解決しないのだが、とりあえず何も考えていないわけでわないことは分かった。

 

しかしながら、結婚準備のことも、債務整理のことも、その時重要なことを、そのまさに重要な時に、重要な相手に話さない。

 

どちらも彼の言い分は「不安にさせるから」言わないのだそうだ。

 

多重債務してるなんて親に言ったら「不安にさせるから」言うわけないじゃん。

 

結婚準備の事もお金足りないなんて言ったら君を「不安にさせるから」言えなかったんじゃん。

 

私からしてみれば非常に残念な思考回路でございます。

 

そんな大事なことは、内緒にしてる方が、後々信用なくします。


それが分からないのですね…

 

私には、呆れられちゃって恥ずかしいから隠したいんでしょ、プライドとかそういうやつでしょ、そう思えます。

 

お母さんにこう話した。
「こういう風に大切なことを大事な人に話さない、そういうところは本当に私にとって不安すぎる」

 

私がACであることと、彼が頼りなくて嫌だということの両面から話すと、さすがにお母さんも黙ってしまった。

 

それから何か話したような気もするけど、思い出せない。

 

切りの良いんだか悪いんだかよく分からないところで、話が途切れて誰も言葉を発しなくなったので「これでお暇します」と言って、帰ることにした。

 

ご両親とも私をとても気に入って下さっていたのは分かってる。だから、お母さんもあんなに食い下がったのだ。

 

「いや、私も、あなたは本当にいいお嬢さんだと思って、是非、と思って…」

 

お母さんの言葉は、今も胸に残っている…。

 

その日何度も頭を下げたが、帰り際、ご期待に添えず申し訳ありません、ともう一度頭を下げて、彼の実家を後にした。

 

数日後、案の定彼から復縁の打診があったが、いろんな意味でありえないと思った。

 

 

これは、彼との別れを書きたかっただけなのですが、私がいかに嫌な女か…という記事になってしまいました…(。-_-。)泣

 

 

ここまで、私の生い立ち・人生を記しました。もしこのカテゴリ全部の記事を読んだ方いたら…す、すごい…!、ありがとうございました!、!!