本当の自分 〜脱・AC〜

性格習慣病。アダルトチルドレン(AC)を克服しようと奮闘する人のブログ。

19🦋共依存の彼

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二件目の精神科で、私は信頼できる先生に話を聞いてもらうことができ、背中を押してもらった。

 

その頃彼は、もう疲れ切っているようだった。

 

一件目の精神科に連れて行ってもらって以来、多分あっていなかったと思う。それから一週間が経った。

 

彼には、ラインで話を聞いてもらっていて、母へ諦めがついたことも話した。

 

でも私は、はっきりと母への諦めがつくまでのこの一週間、もう大丈夫だと言ったり、やっぱり辛いと言ったり、彼をさらに振り回し続けていた。

 

私は彼に会って話したいと願い出た。

 

彼によって自分がアダルトチルドレン(AC)だと気づくきっかけが得られ感謝していること、母とは決別すること、そしてこれからの私たちのことについて話したいと思ったのだ。

 

彼は会ってくれた。


私は、これからの私たちの関係については、もう終わってしまっても仕方がないことだとよく分かっていた。

 

要は、フラれるつもりで会いに行ったのだ。

 

私は、迎えにきてくれた彼の車に乗り込み、近くの駐車場で、ゆっくり話し始めた。

 

感謝していること。
自分がACだと気づかないままでいたら、更に私は苦しみ続けたし、更に誰かを傷つけることになっていたし、子どもが生まれていたら虐待をするような親になっていたかもしれない。取り返しのつかないことになっていたかもしれない。あなたが気付かせてくれた。感謝してる。

 

そして、母とは決別する。
昔の虐待についてはすでに聞いてもらったことがあった。今現在は母にどんな態度をとられているかや、諦めがついた経緯も話した。二件目の精神科に行ったときに先生に背中を押してもらったことも話した。パーソナリティ障害ではないことも話した。

 

私はとにかく、自分のACを克服したいし、彼と私を苦しめた完璧主義も、とにかく治したい。

 

母と離れることは妥当であり、今、それに気づいたことは大きな一歩を踏み出している。

 

必ず治したい。
辛いことも多いだろうが、前向きに考えている、と。

 

そして最後に、私のことは、もう面倒を見なくても良いのだと、伝えた。


私はもう情緒不安定も落ち着いた。死のうとすることももうないだろう。

 

だから、あなたがもうこれ以上支え続けるのが無理なら、私はそれで構わない。あなたが疲れ切っているのは会っていなくても見えているし、もう十分支えてもらった。

 

そういう事を話した。

 

彼は、全部を聞いてから、こう切り出した。

 

「実は俺もう、今日で別れようというつもりで会いに来た。」

 

ーー分かっていた。

 

「だけど、君が絶対治すっていうんなら、前みたいに戻らないっていうんなら…」

 

ーーそれは予想していなかった…。
私はフラれる以外ないだろうと考えていた。彼もそのつもりで今日きているのだ。

 

彼は私のことを境界性パーソナリティ障害だと思っている。実際に境界性パーソナリティ障害をお持ちの方には失礼だが、ネット上だけでは、見る限り、「ボーダー(境界性パーソナリティ障害の人)からはとにかく逃げろ!!」と書かれまくっているのだ。

 

精神科でさえ、医師がボーダーの方の精神や言葉に引っ張られてしまうため「ボーダーお断り」のところが多く存在しているらしい。

 

お断りでなくても、医師が引っ張られないようにもう1人置いて、2人同時に1人の患者さんの話を聞くこともあるのだそうだ。

 

境界性パーソナリティ障害というのは、そのくらい世間に警戒されてしまう。

 

彼自身も知っているだろう。調べたはずだから。そして、境界性パーソナリティ障害だと言う前提で、彼が友人に相談しているのなら、その友人からも、早くその女からは逃げろ! と言われているであろうことは想像がつく。

 

私は実際ボーダーではなかったけれど、彼を振り回しすぎた。それは事実で、もう興醒めされたり見放されたり嫌われていてもおかしくないのだ。

自殺企図をするような女なのだから。

 

それなのに彼は…

 

「本当に治す?本当にもう戻らない?」と言って、私との恋愛関係にまだすがろうとしている…


何を言いだすんだろうと思った…
困らせてる側の私がいうのも何だけど…。笑

 

私は、気が付いてしまったので、彼にこう返した。


「あのさ、それ…、共依存の人と同じ発想だよ…」

 

すると彼はこう言った。
「うん、俺、共依存だから…。」

 

 

 

!!!

 

 


ええっ?!!?!

 

 


なんやねんこの展開。

 

彼は、「なんか、ちょっともう、分かんなくなってきた、」と言いだした。

 

うん…、同じく…。笑

 

その時もう既に2、3時間話していた。

私は「遅くなったので今日はもう帰ろう」と切り出し、帰ることにした。

 

帰りたくなったのは、確かにたくさん話して疲れてきたけど、本当はそこじゃない。怖くなったのだ。


彼は共依存だった…!?

 

共依存…。DVを繰り返す男と、何度傷つけられても別れられない女…。そんな話は有名である。

 

彼女の側は、罵られたり殴られたり怪我を負わされたりして一旦は別れを決めたり逃げたりしたとしても、後に全力で謝ってくる男を結局は許してしまうそうだ。

 

次はもう大丈夫かもしれない。今度こそ彼は変わってくれる。そう信じて復縁。

 

私しか彼を分かってあげられる人はいないから…。

 

そしてまたそのうちDVを受ける羽目になる。

 

逃げる、許す、復縁する…、それを延々と繰り返してしまう。

 

それが共依存だ…。

 

彼の「絶対治すっていうんなら! もう戻らないっていうんなら…!」は、完全にそれであろう。

 

私たちの場合男女の構図が逆だが。


暴力は振るわないものの私が振り回し「約束を守らない!」なんて言っている。

 

彼は私を追いかける。

 

そんな構図だ。

 

考えてみれば、私は母とも共依存の関係にあったのかもしれない。

 

母が私を振り回す。子どもの頃は虐待を受けた。大人になると一生面倒をみてくれるって、よろしくね〜。あなただけよ〜娘を産んでよかった、なんて言う。

 

私はいい大人だが実家を出るのも止められた。私も私で、母は苦労人だ、私は母を分かってあげられる。味方でいなければ。なんて思っていた。

 

気持ち悪い。共依存じゃないか。

 

私は母と決別するのだ。母との依存関係を断ち切る。近いうち、母のいない時間に家を出ることを決意したのだ。

 

それが、何だ。

 

母との関係を断ち切れたとしても、彼が共依存?!

 

それじゃ意味がないじゃないか。依存関係はとにかく断ち切らなければ、私のAC克服への道のりは更に伸びるだろう。

 

怖かった。

 

彼と別れなければ。

そう思った。

 

 

20🦋婚約者との別れに続く